印象の良いプロフィールって？ママワークスさんに聞いてみた！

ママワークスは、現在の登録者約28万人、企業利用数は約1700社で、様々な業界からの在宅に特化した仕事情報を集めた求人サイトです。

今回はママワークスを運営するアイドマ・ホールディングスの広報の西江さんと営業の後藤さんのお二方に仕事を探すポイントやプロフィールの書き方についてお伺いしました。

すでにママワークスを利用している方も、これから在宅ワークを始めたいという方も是非チェックしてみて下さい！

ママワークスって何？

mama works (ママワークス) サイト

https://mamaworks.jp/

ーママワークスは、いつスタートしたサービスですか？

ー西江さん：2015年からスタートしており、「在宅ワーク」が今ほど浸透しておらず、企業も在宅ワーカーの採用方法や契約書などの法的な部分が整備されていないところがほとんどだった中、ママワークスは在宅ワークに特化した求人サイトとして運営を開始しました。

ーママワークスが立ち上がったきっかけは何ですか？

ー西江さん：当社が既に在宅ワーカーさんを活用していて、もっと在宅スタッフを採用したいということから自社の在宅ワーカーを採用する為の求人サイトがママワークスの始まりでした。
大きい媒体にする事でより多くの求職者の方が集まってくれると思い、自社の求人だけでなく様々な企業の在宅ワークの求人を載せるようになりました。

ー在宅ワークの要望があり、取り組みを始められたんですか？

ー西江さん：当社は企業の営業支援などを行っているんですが、その中で優秀なコールスタッフの方が出社できなくなってしまい、在宅なら仕事ができるという事がきっかけでした。

当時、待機児童が大きく取り上げられていた頃で場所を選ばずに働ける環境づくりというビジョンが合致したんです。それから、当社でも在宅ワーカーを活用する機会が増え、正社員の数は現在150人程度ですが、1500人以上の在宅ワーカーさんがいらっしゃいます。

ー西江さん：ママワークスは在宅ワークに特化した求人サイトというところと、採用された場合、求職者は業務委託契約を結んで企業と直接やりとりをして頂きます。応募者が手数料を引かれることもなく、仕事を探せるのは、安心して利用できる部分かと思います。

数多くの在宅ワーカーさんのマネジメント実績やスキルがある会社が運営している求人サイトがママワークスなので、そこは信頼して頂けたらと思っています。

幅広い案件の中から応募する時のコツ！

ー在宅ワークに特化した求人、という事ですがどの様な案件があるのでしょうか？

ー後藤さん：コールスタッフなどの営業代行やマーケティング支援、データ入力、経理、ライター、プログラマーやエンジニアなどがあります。デザインや動画制作などのクリエイティブな案件も多く、ECサイトの立ち上げなどWebやITに関わる求人は増えている傾向です。
業界は幅広く、製造、広告、建築、Web制作会社、人材や介護などの中小企業がメインで幅広い分野の中から自分にあった求人を検索して頂けます。

ー幅広い分野の仕事が集まってるんですね！ママワークスに登録しているユーザーはどんな人が多いですか？

ー西江さん：20代後半〜40代ぐらいの女性の割合がメインですが、男性のユーザー数も割と多いです。
名前がママワークスなので女性のイメージが強いかもしれませんが、時代背景に関わらず立ち上げの2015年当初から男性ユーザーが登録してくれていたのは、私自身も意外でした。在宅に特化したサービスが他になかったというのもあるかもしれません。

ー西江さん：希望の職種や条件をキーワードで検索できるのですが、データ入力などは人気があり2週間で200件弱ぐらいの応募があります。高いスキルがなくてもできそうな仕事は、倍率が高い傾向です。
その場合、職種が違ったとしても今まで経験してきた業界や知識のある業界のキーワードで仕事を絞り込むのもアリだと思います。

ー後藤さん：ニッチな業界の経験しかない方でも、ママワークスは幅広い分野の企業案件を揃えているので、今までの経験や業界の知識が活かせる求人がヒットすることも多々あるかと思います。

プロフィールの自己PRは、企業にどう貢献できるか？が大切

ー応募の際、どのようにアピールするとよいでしょうか？

ー西江さん：仕事を探すときは、どの様な働き方がしたいか？とかどんな職種に挑戦してみたいか、など自分の軸で探していいと思うのですが、応募する会社にむけて自己PRする時は、企業に自分がどう貢献できるか？を伝えるのが大切です。
大げさにスキルをアピールするのではなく、自分が役に立てることを企業ごとに自己PRを変えたりして、丁寧にやると良いと思います。

ー企業ベクトルで自分が何ができるか？ってものすごく大切ですよね… 具体的な書き方の例を教えてください！

ー後藤さん：企業さんと候補者の選定をする事があるのですが、プロフィールの内容が薄いとどうしても判断がしにくいのは事実です。
先ほどもあった様にこれをやりたい、いくら欲しいという自分ベクトルでなくこういった経験があるので、御社にこんな貢献ができますといったアピールがあると、働く意思を感じられるので面接へ進んでもらいやすくなります。

ー西江さん: 「成長したいです！」といった事もよく聞くのですが、もちろん仕事を通して成長してほしいと思いますが、フィーを支払う側からするとその成長によってどんな貢献をしてもらえるのか？がとても大切なんですよね。

ここが大切！

プロフィールは企業ベクトル　→　持っている経験やスキルを活かして、企業にどんな貢献ができるか

求人を探す上では自分ベクトル　→　どんな働き方がしたいか、収入や勤務時間など

ー未経験だけど頑張りたい場合はどの様にアピールするのがいいですか？

ー後藤さん：応募する職種が未経験だとしても、別の業種での経験など、自分にあるものやスキルアップの努力をしているものはきちんと伝えるべきだと思います。
事務は初めてだけど、販売の経験があるとしたら接客で培ったコミュニケーション力や明るさなどをアピールしつつ、現在勉強している事なども記述して、応募する企業にどう貢献していけるかを書くと良いと思います。

ー経験がなくても、思っていることや自分にあるものはしっかり伝えるのが大切なんですね！

西江さん：広報の採用であった話なのですが、未経験だけど会社の経営理念にすごく共感してくれて、これは絶対に私が広めていきたい、という強い意思を持って入ってきてくれて率先力となっている方もいらっしゃいます。
会社の想いや経営理念に共感した部分があれば、未経験であってもなぜ共感したのか、などをアピールするのも一つの方法だと思います。

ー採用する側も、この人とだったら働きたいと思えるかって大事ですよね…

西江さん：そうですね、会社の事をしっかり知ってくれているかも大切で、やはり人なのでスキルや経験だけが必ずしも重視されるわけではなのと、基本的な部分ですが、即レスするとか、誤字脱字がない、とか経験やスキル以前の部分は徹底して気をつけるべきだと思います。

すぐに返事ができなくても、いつまでに確認します、などの一言があるだけでも信頼できますし、漢字の変換ミスや打ち間違えなどは、チェックし直してから送信することを気をつければ良いだけの話なので、基本的な部分を押さえておくのは絶対かなと思います。

在宅ワーカー向けのキャリアサポート

ーママワークスでは登録者へむけたサポートなどはありますか？

西江さん：ママワークスでは、登録者に無料で公開しているオンライン講座が視聴できます。あとは、スカウトメールといって登録者の方がプロフィールに入力した自己PRやスキルなど個人情報以外の内容を企業が検索することができるので、それを見た企業側からスカウトのメールが届く機能もあります。プロフィールをしっかり書いておくと、スカウトメールが届く確率も高くなると思います。

ーフルタイムで在宅ワークの仕事をがっつりしたい方へむけたサポートなどはありますか？

西江さん：リワークスというフルタイムでリモートの正社員を目指している方へむけた求人支援サイトも運営しています。
リワークスでは、キャリアカレッジなどを開催していて、リモートワークやオンライン面接で気をつけるべきノウハウを身につけたり、担当のキャリアカウンセラーが履歴書・職務経歴書の添削、面接の練習までみっちりサポートをします。
報酬を受け取りながら、リモートワークの高度なスキルを身につけることができる研修プランもあります。

キャリアカレッジなどのサポートは、リワークスの登録者の方は全て無料で受講できるので、フルタイムのリモート正社員を目指している方はオススメです。

ReWorks (リワークス) HP

https://rework-s.com/

ママワークスの目指す世界

ー最後に、ママワークスの目指しているところをお聞かせください！

ー後藤さん：昨今の時代背景から在宅ワークが前より浸透してきてはいますが、出産や育児、介護などのライフイベントがきっかけで頑張りたいけど思う様に仕事が続けられない方が山ほどいます。出社できないから減点という事ではなく、場所を選ばず働きたい人が働ける環境を作り、「努力したい人が努力できる世界を作る」というのを運営側としては目指してやっていきたいです。