クラウドソーシングを使わない仕事の取り方【ママ在宅ワーカーまーさん】

こんにちは。いくちゃんです!

今回はWEBデザイナー兼デザインスクール講師もされている「まーさん」にお話を伺いました♪
45歳で起業し、在宅フリーランスになったまーさん。これからフリーランスになりたい方、在宅ワークを始めたいと考えている方の参考になりますよ!

いくちゃん

今回のインタビューでは、”仕事に対する考え方”をわたしもたくさん学ばせていただきました。

阿部真澄(まーさん)プロフィール

年齢:48歳

職歴:福祉系の大学卒業後、印刷会社に就職したのち介護士に転職して15年ほど勤務。東京への転勤を機に退職してデザインスクールを受講。その後スクールの受付事務を経てフリーランスへ転身。

現職:WEBデザイナー、デザインスクール講師

まーさんのFacebook : https://www.facebook.com/masumiabe.222/

目次

45歳で起業 在宅ワーカーになるまでの道のり

ー現在はWEBデザイナーとして活躍されていますが、前職は何をされていたのですか?

まーさん:大学卒業後は一旦印刷会社に就職して、その後、大学も福祉系の大学だったので介護士に転職しました。

ー介護士から異業種のWEBデザイナーを選んだのはなぜですか?

まーさん:きっかけは、主人が東京への転勤が決まったことですね。「自分のやりたこと」を考え直すいいタイミングかなーって。
ちょうど新宿に「ママになっても家で働ける」っていうキャッチコピーを掲げたデザインスクール(Aスクール)を見つけてコレだ!って思いました。
元々絵を描くことも好きでしたし、なにより在宅で働けるというのが子供が欲しかった当時の私にとって大きな魅力でした。

ーでは、実際にそのAスクールに通われてみていかがでしたか?

まーさん:Aスクールは、カリキュラムやシステム自体に問題はなかったですし、確かに知識は身に付きました。
でもまぁそれが仕事に繋がるかと言われると違っていて…そのまま、Aスクールで契約社員で受付事務として採用されて働いていました。

アシスタント的なこともしていたので、もしかしたらお仕事を紹介してもらえるかも…?くらいは思っていましたがそれも全くありませんでした。「あわよくば」なんで甘い考えではフリーランスの世界ではやっていけないんだと痛感した瞬間です(苦笑)

ーなるほど。では今そのスクールの講師をされているんですか?

まーさん:いえ、また別のスクールなんです。
このAスクールではリストラされています(笑)
子供ができたタイミングで受付事務の仕事を辞めていたのですが、子供が2歳になるタイミングでスクールから「戻ってきてほしい」と言われて仕事復帰したんです。その4か月後、リストラです…。理由は正社員が入ることになったからだと言われました。

ーえ!戻ってきてと言われたのにリストラされてしまったのですか…!

まーさん:契約社員だったので仕方ないのですが…めちゃくちゃ悔しかったですよ!
でもちょうどそのタイミングで1件、バナー作成のお仕事を取ることができて。
一度はWEBデザイナーへの道を諦めていましたが、やっぱりデザインって面白い!ってここで再認識することになりました。

ーすごいナイスなタイミングですね!(笑)では、それからすぐフリーランスに?

まーさん:一人で仕事としてやっていくにはまだまだ実力不足だと感じていたのでもう一度スクールに通うことにしました。
それが日本デザインスクールです。「これでダメならもうWEBデザイナーへの道はきっぱり諦めよう」っていう最後の挑戦のつもりでもありました。

ー2校目に通う決断!迷いましたか?

まーさん結局1校目を卒業してから7年経ってたのかな?
無事に2校目も卒業して、45歳でフリーランスとして開業しました。現在は日本デザインスクールの講師もさせてもらっています。

まーさんの仕事の探し方は?自分サイズを意識して見つける

ーフリーランスを目指している方が一番気になってると思うのですが、仕事の取り方が知りたいです。

まーさん私の場合、結論から言うとお仕事の探し方は「紹介」だけです!
私のスクールの受講生にも伝えているのですが、まずは「自分のサイズに置き換える」ことだと思います。

世の中には、”簡単にすぐに稼げる仕事紹介”とか”年収一億円フリーランスになる方法”のように様々な情報が飛び交ってますよね。
平安時代の一生分の情報量を私たちは1日で得ているらしいですよ!

情報に翻弄されると「今の自分に合うサイズの仕事ではないこと」を捕まえようとします。
あちこちから中途半端に仕事を取ろうとすると失敗するんですね。

ー紹介というのはお友達とかですか?

まーさん:いいえ、違います。
開業したての時に自分の足で地道に宣伝活動をしていたんです
地元の異業種交流会に参加したり、商工会に入ったり、ママさん向けのスクールに通ったり…そこにいるすべての人に自分の名刺をお渡ししました。
実際に作品を見せて、「ランチ代でバナーを作らせてください!」というところからスタートしています。

ーそれは、すぐお仕事は見つかったんでしょうか?

まーさん:実際に仕事に繋がるまではとても時間がかかりましたよ(汗)でもそれでいいと思っていました。
多くの方が行っている「クラウドソーシング」だと、基本1回切りのお仕事で終わりですよね?

私は時間がかかっても「人脈のある人と繋がること」が重要だと思っています。
その人が誰かに自分の宣伝をしてくれてそれがまた仕事に繋がっていくんです。私の場合たまたまですがそういう方と出会えたというのもあります。

ー仕事をする上で大事にしていることってありますか?

まーさんお仕事を受注する時は紹介してくれた方への責任もあるので報告は欠かしませんし、納品後はお礼のご挨拶もします。
一つ一つ丁寧に仕事をすることによってクライアントは喜んでくれるんですよね。
それが面倒だと感じるのであれば、クラウドソーシングに絞ってお仕事をするのもありですね。。

一番重要な「家族との時間」を飲み込まれないように働く

ー在宅ワークをする上で大切にしていることってありますか?

まーさん:自分のライフワークも踏まえて仕事をすることですかね。
朝から晩まで仕事のことだけを考えて仕事だけをすれば、短期間で稼ぐことは確かにできると思います。
そのがむしゃらな働き方がずっと続けられるのであればいいのですが、なかなか無理ですよね。

ーまーさんもその経験があるんでしょうか?

まーさん:家族との時間を大事にしたいと思い、在宅ワーカーになったのに
稼ぎたいし、WEBデザインが楽しいのもあってそれこそ死ぬほど仕事に打ち込んでいた時期がありました。

家族との時間も削りたくなくて、結局睡眠時間2~3時間の日々…
こんな働き方で続けられるわけもなく「無理だ、辞めたい」と思い始めてしまったんです。

ー私もその経験あるので、お気持ちすごく分かります

まーさん:今は別に辞めたっていいんだ、くらいの楽な気持ちでお仕事しています(笑)
あと、最近はこの仕事は私に合わないなと思ったら丁寧にお断りします!(笑)自分にもストレスが溜まりますし、クライアント様にも迷惑が掛かってしまいますので。

今の自分なら何ができるかな?どこまでならできるかな?とふと立ち止まってみることも必要なんじゃないかな。

ーそれが「自分サイズ」なんですね。

まーさん:私は正直それに気付くまで8年かかっちゃいましたけど!(笑)
受付事務してるだけでお仕事もらえないかなーなんて考えてたくらいですからね。

5年以内に吉祥寺に「アトリエ」がほしい!!

ー今後の目標・予定はありますか?

まーさん:5年以内には事務所(アトリエ)が欲しいですね。吉祥寺を狙っています(笑)お仕事を一緒にするビジネスパートナーたちと集まれる場所が欲しいです!

ーこれからフリーランスを目指す人へ一言いただけますか?

まーさん:いざ卒業して「WEBデザイナー」と名乗れるようになると不安になってなかなか前に進む勇気がでない…これって誰もが経験することだと思うんですよね。だから今の自分ができるサイズでやっていけばいいんです
今の自分はどのくらいの仕事ができるかを考えてちょっと大変かな?くらいの質量でやってみてほしいです。

いくちゃん

まーさんはご自分の経験を踏まえ適切なアドバイスをしてくれる素敵なお姉さんでした!私もインタビュー中に自分の悩みを相談してしまったくらいです。

親身にお話を聞いてくれて私も「自分サイズ」を意識するようになりました。インタビューありがとうございました!

よかったらシェアしてね!

この記事を書いた人

ベンチャースパイス代表のいくちゃんです!
事務代行やwebディレクターで在宅ワークをしています。
家の近くに24時間ジムが出来たので、毎日走りながら記事書きをしています・・・痩せたい!!

コメント

コメントする

目次
閉じる